災害ボランティアガイド
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災害ボランティア活動に参加するには、お住まいの地域か職場のある地域の災害ボランティア団体や災害救援NPOなどを訪れることが近道でしょう。
しかし、団体の所在地や雰囲気がわからない、突然連絡をとるのは気後れする…などと思われる方もいらっしゃるでしょう。
そんな方は、まず災害ボランティアに関する講演や講座に参加してみてはいかがでしょうか。
名古屋市では、定期的に「災害ボランティアコーディネーター養成講座」を開催しています。 3日間の短期集中で、災害ボランティアコーディネーターの役割から自然災害の知識、行政や社会福祉協議会とのかかわりなどを体系的に学べます。 また、被災者を招いて生の声を聞いたり、災害ボランティアセンターの受け付けの模擬演習などのグループワークも行う充実した内容です。
講座の最後には、各区の災害ボランティア団体の活動紹介もありますので、雰囲気がよくわかることでしょう。NPO法人も含めて、関心をもった団体にその場で入会することもできます。2019年(令和元年)度は第30期の講座が開かれました。ぜひ当サイトや市、NPOなどからの情報をチェックしてみてください。
もちろん、災害ボランティア団体に入会してからも、養成講座への参加は可能です。
災害ボランティアのおおよその活動内容は決まっていますが、完全なマニュアルはありません。災害時は目の前の状況に合わせて、臨機応変に行動することのほうが多いくらいです。ただし、自分がやりたいことをやればいいわけでもないのが災害ボランティアの難しいところ。被災者のために尽くし、被災者に笑顔を取り戻してもらうことを目指すのが第一です。いざという時に力を発揮できるよう、平常時にはボランティア仲間とともに防災力を蓄えましょう。
また、災害ボランティア活動に参加するのに、特別な資格や証明書などは必要ありません。しかし、災害時の活動では、作業時に思わぬけがをしたり、不測の事態に巻き込まれたりする恐れがあります。お住まいの地域の社会福祉協議会で「ボランティア保険」に加入することをおすすめします。