04.NPO法人アスクネット 「地域の大人と子どもたちが繋がることで、子どもたちが、多様な生き方、夢、目標を育むことができる社会に。」
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「地域の大人と子どもたちが繋がることで、子どもたちが、多様な生き方、夢、目標を育むことができる社会に。」
NPO法人アスクネット
烏田 萌音
烏田 萌音
私たちは、学校と地域を繋ぎ、大人と子どもたちとの接点をつくる『キャリア教育コーディネーター』として、 子どもたちが多様な生き方、夢、目標を育むことができる環境づくりに力を入れている。 具体的には、子どもたちが地域の企業、団体で学ぶ「インタビュー学習」や「インターンシップ」、 地域住民が職業や特技を生かして学校での講師をつとめる「社会人講座」などを、 私たちが企画から各連携先との調整、運営までをサポートしている。
そして、私たちの活動テーマである『キャリア教育』とは、様々な捉え方があるが、 私は、学校が地域と繋がり、多様な大人の「生き方」に触れる機会などを通して、 今の学びが社会と繋がっていくことを知り、自ら生きる力を育んでいくことを目的とした教育であると考えている。
子どもたちにとってインターンシップは最短で2日、インタビュー学習や社会人講座は最短で1時間の体験。 その中でもたった数分の出来事や経験が、その子の心にグッと刺さり、 その子の人生を変え、社会を変えるきっかけになったりする。例えば、このようなエピソードがある。
・「人と関わることが苦手だから接客の仕事は絶対に選ばない。」と主張していた高校1年生の男の子。 インターンシップで接客の仕事を経験して、本当は得意でやりがいを感じられることだと気づくことができた。
・学校を休みがちだった高校1年生の男の子。憧れの企業で実際に働く社会人から、 「学校で勉強したことが、今、仕事に活きている。」という話を聞いたことで、 学校での勉強が社会に繋がる面白さに気付き、毎日学校に通うようになった。
・生活態度や成績が良くなくて先生から心配されていた高校2年生の女の子。 インターンシップの3日間は真面目にがんばり、企業から「すごくいい子で卒業後、就職してほしいと思った。」という言葉をいただいた。 それから、その生徒を見る先生の目が変わり、生徒の学校での態度も変わっていった。
このように、子どもたちの表情や行動が変わる瞬間に立ち会えることは、この活動の醍醐味で、何よりのやりがいである。 さらに、子どもたちの変化はこのような地域社会の変化ももたらす。
・T高校は、生徒の特性上、地域から煙たがれる側面もあった。 しかしインターンシップを通じて生徒が地域の事業所の方々と交流する中で、地域からのまなざしに変化が表れていった。
・インターンシップが終わった後に、受入事業所から、「子どもたちが来てくれて、社内に活気が出た。」 「今の高校生を知ることができて勉強になった。」「高校生に仕事を教えていたら、自分たちの仕事やり方の見直しになった。」 「自分たちにできることがあればまたご連絡ください。」などといった言葉をいただいた。
このように、教育活動に積極的に関わっていただける地域の方が増えることは、この活動の成果でもある。 そして、地域の方の協力によって子どもたちが自ら学びに飛び出せるフィールドが増えていく。
成果がすぐには出にくい活動ではあるが、支援に携わった子どもたちから数年後に 「あの人、あの場所に出会えたから、今のこの道を選ぶことができた。」 「あの挑戦があったから、わたしもできると信じることができた。」 などの言葉をもらえることがさらに今後の活動に火をつける。 そして、「そのような言葉をもらい続けたい。より良い社会に繋げていきたい。」からこそ、私はこの活動を続けている。
そして、私たちの活動テーマである『キャリア教育』とは、様々な捉え方があるが、 私は、学校が地域と繋がり、多様な大人の「生き方」に触れる機会などを通して、 今の学びが社会と繋がっていくことを知り、自ら生きる力を育んでいくことを目的とした教育であると考えている。
子どもたちにとってインターンシップは最短で2日、インタビュー学習や社会人講座は最短で1時間の体験。 その中でもたった数分の出来事や経験が、その子の心にグッと刺さり、 その子の人生を変え、社会を変えるきっかけになったりする。例えば、このようなエピソードがある。
・「人と関わることが苦手だから接客の仕事は絶対に選ばない。」と主張していた高校1年生の男の子。 インターンシップで接客の仕事を経験して、本当は得意でやりがいを感じられることだと気づくことができた。
・学校を休みがちだった高校1年生の男の子。憧れの企業で実際に働く社会人から、 「学校で勉強したことが、今、仕事に活きている。」という話を聞いたことで、 学校での勉強が社会に繋がる面白さに気付き、毎日学校に通うようになった。
・生活態度や成績が良くなくて先生から心配されていた高校2年生の女の子。 インターンシップの3日間は真面目にがんばり、企業から「すごくいい子で卒業後、就職してほしいと思った。」という言葉をいただいた。 それから、その生徒を見る先生の目が変わり、生徒の学校での態度も変わっていった。
このように、子どもたちの表情や行動が変わる瞬間に立ち会えることは、この活動の醍醐味で、何よりのやりがいである。 さらに、子どもたちの変化はこのような地域社会の変化ももたらす。
・T高校は、生徒の特性上、地域から煙たがれる側面もあった。 しかしインターンシップを通じて生徒が地域の事業所の方々と交流する中で、地域からのまなざしに変化が表れていった。
・インターンシップが終わった後に、受入事業所から、「子どもたちが来てくれて、社内に活気が出た。」 「今の高校生を知ることができて勉強になった。」「高校生に仕事を教えていたら、自分たちの仕事やり方の見直しになった。」 「自分たちにできることがあればまたご連絡ください。」などといった言葉をいただいた。
このように、教育活動に積極的に関わっていただける地域の方が増えることは、この活動の成果でもある。 そして、地域の方の協力によって子どもたちが自ら学びに飛び出せるフィールドが増えていく。
成果がすぐには出にくい活動ではあるが、支援に携わった子どもたちから数年後に 「あの人、あの場所に出会えたから、今のこの道を選ぶことができた。」 「あの挑戦があったから、わたしもできると信じることができた。」 などの言葉をもらえることがさらに今後の活動に火をつける。 そして、「そのような言葉をもらい続けたい。より良い社会に繋げていきたい。」からこそ、私はこの活動を続けている。
4. NPO法人アスクネット [子どもの健全育成]
http://www.asknet.org/
私たちは、学校と地域を繋ぎ、大人と子どもたちとの接点をつくる「キャリア教育コーディネーター」として、 子どもたちが多様な生き方、夢、目標を育むことができる環境づくりに力を入れています。 具体的には、子どもたちが地域の企業、団体で学ぶ「インタビュー学習」や「インターンシップ」、 地域住民が職業や特技を生かして学校での講師をつとめる「社会人講座」などのキャリア教育プログラムを、 私たちが企画から運営までサポートしています。
私たちは、学校と地域を繋ぎ、大人と子どもたちとの接点をつくる「キャリア教育コーディネーター」として、 子どもたちが多様な生き方、夢、目標を育むことができる環境づくりに力を入れています。 具体的には、子どもたちが地域の企業、団体で学ぶ「インタビュー学習」や「インターンシップ」、 地域住民が職業や特技を生かして学校での講師をつとめる「社会人講座」などのキャリア教育プログラムを、 私たちが企画から運営までサポートしています。